しかし、ミキの巧みなムチさばきに弾き返されてしまう。
「ええいっ！」
その隙を突いて、胡摩がミキにパンチを浴びせる。だが、難無く交わされてしまう。
「お返しよっ！」
ミキは２本のムチを巧みに操作する。
「あっ！．．．．ああんっ！」
「きゃっ！．．．あんっ！」
ミキのムチは、胡摩と桜の体に絡み付き、二人を厳しく後ろ手に縛り上げてしまう。そして、まゆみと華汝も、ウッチー、ヨッシーの手によって、厳しく後ろ手に縛り上げられてしまう。５人は、更に雁字搦めにされ、一箇所に固めて転がされてしまった。
「ふふふ．．．そこでゆっくり、シバラレピンクがいたぶられるのを見てなさい！．．．．」
「ああん！．．．だめっ！．．．ゆうかっ！」
「ゆうか姉さん！．．．ごめんなさいっ！．．．はあんっ！」
ナゲナンワーは、縛り上げたシバラレクイーンに、更に胸を揉むなどのいたずらを始めた。
「はあああんっ！．．や．．やめてっ！．．．あんっ！．．ゆるして．．．ああああああんっ！」
一方、ジャルバス将軍のサイコキネシスに捕まった白銀の騎士は、凄まじい力で壁に押し付けられていた。
「ぐうあああああああああっ！」
「フフフ．．．このまま一気に押し潰してやる！」
が、その時！
「ラビ子・ボンバー！」
「どわああああああああっ！」
突然！真横にラビ子が現れ、ラビ子・ボンバーでジャルバスを跳ね飛ばしてしまった。
「く．．．．ううっ．．．．」
ようやく、サイコキネシスから開放される白銀の騎士。少し遅れて、ME指令がその場に駆け付ける。
「白銀の騎士！．．．い．．今の内にギルディオンを．．．．」
「か．．かたじけない！．．．ギルディオオオオオオン！」
白銀の騎士は、右手を高々と天に翳し叫ぶ。激しい轟音と共に天空が避け、その中から、次元聖獣ギルディオンが姿を現す。
「フェニックス・アタック！」
ギルディオンは巨大な火の鳥に姿を変え、シバラレクイーンにいたずらをしているナゲナンワーに突進する。
「グウエエエエエエエエエエエッ！」
これで実に何回目になるのだろう？激しい火花と共に、ナゲナンワーはまたしても、大きく跳ね飛ばされてしまう。
「ラビ子・ジャンピングアラウンド！」
「きゃああああああっ！」
「どへええええええええっ！」