デルビルと黒鋼の騎士の闘いは、相変わらず互角の勝負を続けていた。とても、他に気遣う余裕は無かった。レイコとツカサの闘いも拮抗していたが、こちらはレイコが押し気味だった。
「これで決めるわよ!ツカサ!」
「残念ね、レイコさん.....時間切れよ!」
「え?!......」
気が付くと、ベルトのバックルが激しく点滅していた。そして、点滅が消え、レイコの体を包んでいた淡い光も消滅してしまう。
「し...しまった!」
「秘技!ツカサ吊り!」
超スピードで動き出すツカサ。常人に戻ってしまったレイコでは、その動きを捕らえる事ができない。
「あっ!あんっ!.....はあああああんっ!」
レイコは、厳しく後ろ手に縛り上げられ、街灯から逆さ吊りにされてしまった。
「ふふふ...あたしの勝ちね!」
「ああんっ!..な..なんとかしなくっちゃっ!...あんっ!あんっ!...だめっ!ああああんっ!」
一方、こちらはシバラレクイーン。そのコックピットでは、ゆうかが厳しく後ろ手に締め上げられ、悶え喘いでいた。
「はああああんっ!...あんっ!....い..いやっ!...あん!あんっ!」
シバラレクイーンはゆうかと完全にシンクロしていて、ゆうかの動きがそのまま反映される。その反面、シバラレクイーンに対する責めは、そのままゆうかに対する責めとなってしまうのだ。
ゆうかを助け様とするまゆみ達は、コマンダー・ミキ、ウッチー、ヨッシーの3人組に取り囲まれてしまた。
「レッド・マイティーソード!」
まゆみは、マイティーソードでヨッシーに切り掛かる。しかし、ヨッシーに素早く交わされ、その姿を見失ってしまう。
「ホワイト・気孔....あっ!あんっ!」
ウッチーに、気孔砲を浴びせ様とするのりこ。しかし、後ろに回り込んだヨッシーに、両手を背中にねじ上げられてしまう。
「ブルー・イレイザーガン!」
華汝が、のりこを締め上げているヨッシー目掛けて、イレイザーガンを放つ。だが、ウッチーがその間に割って入る。
「へっへっへ〜!利かへんでえ、そんなもん!」
そして、ウッチーは華汝目掛けて突進して行く。
「きゃああああああっ!」
華汝は跳ね飛ばされてしまう。その間に、のりこはヨッシーに、厳しく後ろ手に縛り上げられてしまう。
「バイオレット・ソーサー!」
桜は、ミキ目掛けてソーサーを放つ。
「あまい!」