《 ME指令 》
第3話で初めて登場する緊縛戦隊の司令官。味方側にも少しは男性キャラが欲しいと思い、そうなると司令官がいいなと考えてME指令が誕生しました。元々”縄のファンタジー”開設時からゆうかさんをバックアップされていた方なので、この方が最適だと考えました。
《 白銀の騎士 》
私の理想とするスーパーヒロインは、優しくて少しは強いけど、悪の幹部クラスには適わず、直ぐに敵に捕まって縛り上げられてしまう。それでも何度も脱出して、再度闘いを挑むけど、やっぱりまた縛られて絶体絶命に追い込まれてしまう。そこを、最後は正義のヒーローに助けらる...というものです。そこで必須となるのが、毎回シバラレンジャー達を助けるヒーロー役。そうして考えたのが、白銀の騎士です。白銀の騎士の正体は、最初からゆうかさんの夫の順君(この小説がスタートした時はまだ恋人でした。)と決めていました。ただ、変身できる理由なんかは最初は考えて無く、後からこじつけました。こっちはシバラレンジャーとは違い、しっかりマスクで顔を隠して、正体は不明。最後の最後にシバラレンジャーを助けに来て、とにかくべらぼうに強い。設定的には、宇宙刑事みたいな感じをイメージしていました。次元聖獣ギルディオンは、シバラレクイーンのピンチを助ける時の為に考えました。『宇宙刑事ギャバン』の”電子聖獣ドル”のパクリです。
【 シバラレンジャーの変身について 】
これは、”緊縛戦隊”という名前に意味を持たせたかった。何で緊縛戦隊なのか....という事で、縛られると変身できるから(逆に言うと、縛られないと変身できない)という設定にしました。最初は、縛られると変身できる理由なんて考えていませんでした。だだ、その設定が面白いと思ったからそうしました。更に、変身後に縛られると、今度は力が使えなくなってしまう。これは昔からずっと妄想していた事でした。やっぱヒロインには、決定的な弱点が欲しい。スーパーパワーを持ってるんだけど、一旦後ろ手にされてしまうと、全く抵抗できなくなってしまう。その為、弱い戦闘員にも簡単に縛られてしまう。こういうシチュエーションがすごく感じるからです。また、私の凄く好きなシーンとして、人質を取られて、自ら両手を後ろに回す様に命令され、仕方なく両手を後ろに回してしまう。こんなシーンは凄く感じます。抵抗できず、唯両手を背中で組んで、縛られるのを待つ。縛られたら、力も使えなくなり何の抵抗もできなくなる。でも、後ろ手を解く事ができない。屈辱感が体を駆け巡る。そして、その後ろ手を掴まれた瞬間、シバラレンジャー達は一切の抵抗する術を失ってしまう。こういうのがたまらなく好きです。
【 シバラレンジャーの能力について 】
変身後は、通常の10倍の運動能力を発揮できる。でも、それだけじゃつまらないので、各人に特殊な能力を持たせる事にしました。まず、レッドは剣の達人。ブルーは銃の名手。ホワイトは拳法の使い手。と、ここまでは良かったんですが、ここでネタが切れました。とりあえず、イエローはメカに強いという事にして、イプシロンを操縦できるという事にしました。イプシロンは、『宇宙刑事シャイダー』のブルホークのパクリです。最後はピンク。もうしょうがないので、ピンクだけが巨大ロボ、シバラレクイーンを操縦できる事にしました。