最近の戦隊物は、最後に必ず巨大ロボで闘います。シバラレンジャーも戦隊物としてやる以上、このセオリーに反する事はできません。(話もちゃんとした物を作りたかったので...)ただ、巨大ロボの戦闘でも、緊縛シーンは必須!ロボットもできるだけヒューマノイド体形にすれば、縛られて絵になります。でも、中で操縦しているシバラレンジャーも、やっぱり縛られないと物足りません。そこで昔から妄想していたのが、『ジャンボーグA』や『闘将ダイモス』の様な、操縦者の動きがそのままロボットの動きになるシステム。最近では『機動武闘伝Gガンダム』のモビル・トレースシステムなんかがそうです。これならば、ロボットが縛られれば、中で操縦しているシバラレンジャーも、後ろ手にされて動けなくなってしまいます。ただ、5人でこれをやるのは余りにも人数が多すぎる。そういう事もあって、シバラレピンクのみが、シバラレクイーンを操縦できる事にしました。(皆にエネルギーを貰って、ピンクだけが巨大化するってのも考えましたが、なんか化け物じみているのでやめました。)


【 幻縛界について 】

これはもちろん、『宇宙刑事シャリバン』の”幻夢界”のパクリです。これもずっと昔から妄想していたんですが、宇宙刑事シリーズの幻夢界は、モンスターのパワーが数倍に強くなります。でも、逆の方が面白いと思い、幻縛界ではシバラレンジャー達が力を失って、戦闘員達にすら全く適わなくなって、簡単に縛り上げられてしまうという事にしました。名前を”緊縛界”にして、この世界に入ると厳しく後ろ手に縛り上げられてしまい、絶対に解く事ができない....ってのも考えましたが、力を失って縛り上げられるというパターンの方が感じると思い、今の設定にしました。

【 伝説のしばられ人 】

前述した様に、最初はこんな事考えてませんでした。(そもそも、シバラレンジャーがこんなに長く続くとは思いませんでした。)結構長く続いて来たんで、何でゆうか達がシバラレンジャーになれるのか、理由をこじつけようと思いました。そんで、宇宙人の子孫にするのがてっとり早いと思い、遠い昔に地球に来たしばられ人(ボンデージ星人)の子孫という事にしました。でも、女の子が縛られて変身するのはいいとして、しばられ人の男性が縛られて変身というのは抵抗がありました。(男の緊縛シーンなんて書きたくないんで....)しかし、男性側に何の力も無いのは不自然なので、ここに白銀の騎士の変身と、シバラレンジャー達が変身後に縛られると力が使えなくなる事をこじつけようと思いました。要するに、しばられ人の女性は縛られると変身する能力を持つ。しかし、変身後に縛られると力を失い、その力は愛する縛られ人の男性に送られ、その力で男性が変身できるというシステムにしました。後から考えた割には、結構うまくこじつけられたと自分では思っています。
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