『あん!これじゃ変身できないっ!』
『自分で自分を縛ったのが裏目にでちゃうなんてっ!ああん!』
そこに、何処からとも無く戦闘員達が現れ、更に厳しくのりこと胡摩を縛り直す。胸、膝、足首にも容赦無く縄がかけられる。更に、口にはテープを貼られてしまった。あわれ、のりこと胡摩はブルマ姿で雁字搦めに縛り上げられてしまった。
「よし!吊り下げろ!」
ドクターb.bは戦闘員に二人を天井から吊り下げさせた。
「むうっ!むむむんっ!」
「むーっ!....むーっ!」
何を言っても言葉にならない。
ドクターb.bは蜂型ロボット、お仕置マシン2号を2体取りだし、放つ。蜂型ロボットはそれぞれ、のりこ、胡摩の周りを飛び回りながら、体のあちこちを軽く刺す。
「んっ!...むんっ!....むふうんっ!」
「むむんっ!....んっ!んっ!...むーっ!」
声にならない叫びを上げながら、懸命にもがく二人。ドクターb.bはいやらしく笑いながら、この光景をじっと眺めている。
『ああん!何とかしなくっちゃっ!あんっ!だめっ!』
『た、助けてっ!華汝さんっ!ゆうかさんっ!』
生物室では、シバラレピンクゆうかが厳しく縛り上げられ、コマンダー・ミキに弄ばれていた。
「ふふっ、ちょっと電撃を強くしてみようかしら?」
「あん!....お願い!やめてっ!...許してっ!」
ミキはヘビロボットのコントローラーを取り出し、出力ボリュームを上げようとする。
「あっ!」
鋭い銃声と共に、コントローラーは遥か後方に飛ばされる。生物室の入口には、シバラレブルーが銃を構えて立っていた。
「そこまでよ!コマンダー・ミキ!」
「あん!...か、華汝姉ちゃん!...」
「くっ!シバラレブルー!」
ムチを取りだし攻撃しようとするミキ。
「ブルー・イレイザーガン!」
ムチも遥か後方に飛ばされてしまい、コマンダー・ミキは手詰りとなってしまう。
「おあいにくさま。動かないで!」
「ひ、卑怯よ!飛び道具を使うなんて!」
「あなたから”卑怯”なんて言葉が聞けるとは思わなかったわ。」
シバラレブルー華汝はゆっくりと、銃を構えながらミキに近づく。