ゆうか達は、厳しく後ろ手に縛り上げられ、横1列の立てられた柱に縛り付けられてしまった。しかし、今回は立ち姿勢では無く、両足を広げて座った体勢で縛られていた。
「ああん!華汝姉ちゃん!...この体勢って、まさか...」
「そのまさかね....あん!なんとかしなくっちゃっ!....ああん!だめだわっ!」
「え?!....な...何がはじまるんですか?」
のりこと胡摩は、今にも泣きそうな表情をしている。
「ほっほっほっ!お仕置マシン3号、メカチーズじゃ!」
そう言って、ドクターb.bはチーズと同じ大きさのメカダックスフンドを5体取り出す。
「ほほほ、これはいいわ!さあ、チーズちゃん達!あのお姉ちゃん達を慰めてお・あ・げ!」
メカチーズ達は小走りに、シバラレンジャー達に走り寄る。
「いやっ!...来ないでっ!」
「やーんっ!助けてっ!」
5体のメカチーズは、それぞれシバラレンジャー達に取り付き、大事なところを激しく舐めまわす。
「ああっ!...あん!...ああああああん!」
「あん!だめっ!...やめてっ!....はあああああん!」
メカチーズ達の舐め舐め攻撃に悶えまくるゆうか達。ドクターb.b達は嬉々としてこの光景を眺めていた。
「あんっ!...誰かっ!...た、助けてっ!白銀の騎士様っ!」
「ほほほ!無駄よ!いくら白銀の騎士でも、この幻縛界には入って来れないでしょう!」
ところが!突然雷鳴が響き渡り!天空が裂け、その中から次元聖獣ギルディオンが現れた!
「可憐な花達が咲き誇る美しき楽園、その楽園を地獄に変える悪党ども!この白銀の騎士が許しはしない!」
ギルディオンの頭の上には白銀の騎士が乗っている。
「白銀の騎士様っ!」
「ほな、あほな!」
「ど...どうしてお前がこの幻縛界に?!」
「このギルディオンが次元聖獣だということを忘れたか?そして何より、この白銀の騎士は悪のある所何処にでも現れ、悪の行われる所何処へでも行く!」
「ええい、どっかで聞いたようなセリフを吐きおって。やっておしまい!」
ミキの号令で、ウッチー・ヨッシーコンビと、どこぞから沸いて出た戦闘員軍団が襲いかかろうとしたその時、
「ギルディオン・ファイヤー!」
白銀の騎士の叫びでギルディオンが凄まじい火炎を吐く。
「どひゃあああああっ!」
「おわっ!あちちちちちっ!」
戦闘員は一掃、ウッチー・ヨッシーも大ダメージを負った。
「お、おのれはそれでも正義の味方か?」
「等身大のわいらに巨大ロボで攻撃するか?情けっちゅうもんを知らんのか?」