体の固いウッチーにはレッドの剣激も歯が立たない。
「ほれっ!」
「きゃあああっ!」
逆に剣をつかまれ、そのまま投げ飛ばされてしまう。
「ブルー・イレイザーガン!」
「当たらへんで!」
ヨッシーはブルーの攻撃を巧みに交わす。そして、素早く背後に回りこむ。
「後ろをとったでえっ!」
「あっ!ああんっ!」
そして、華汝の手首を背中にねじ上げてしまう。
「ホワイト・百烈拳!」
「ホワイト・気功砲!」
先程同様、ホワイトの攻撃はキンバングには通用しない。
「キンバグウウウウウウウウ!」
再び縄の嵐!
「ああん!だめっ!」
のりこは懸命に交わすが結局捕まってしまい、再び後ろ手に縛り上げられてしまう。
「えいっ!やあっ!」
ゆうかはパンチやキックで攻撃するが、ミキは軽々と交わしていく。
「それっ!」
隙を見つけてミキはムチを振るう。ムチがゆうかの体に絡みつく。
「あうっ!」
「はっ!」
ミキはムチを手繰り寄せる。ゆうかはバランスを崩して倒れこんでしまう。すかさずミキはゆうかの両手を背中にねじ上げる。
「あんっ!」
「ふふふ!捕まえた。さあ、きつうくきつうく縛ってあげるわ!」
「いやっ!離してっ!」
必死に抵抗するが、後ろ手にされたゆうかには購う術は無い。ミキは嬉々としてゆうかを高手小手に厳しく縛り上げる。
「あっ!...あんっ!....いやっ!」
のりこは既に厳しく後ろ手に縛り上げられ、転がされている。華汝もヨッシーに厳しく縄を掛けられている。
「わいの縛りは一味違うでえ!覚悟しいや!姉ちゃん!」
「あん!...あっ、はああんっ!」
最後まで抵抗していたまゆみも、とうとうウッチーに後ろ手に組み伏せられ、縛り上げられてしまう。
「このアマ!手間とらせおって!往生しいや!」