目次に戻る
「あん!...やめてっ!」
「ああん!まゆ姉ちゃん!」
まゆみ、華汝、のりこ、ゆうかの4人は、厳しく後ろ手に縛り上げられ、一箇所に固められてしまった。
「ああん!まゆ姉ちゃん、何とかしなくっちゃっ!」
「分かってるわ!...んっ!うん!...あんっ!だめっ!」
彼女達は皆、高手小手に縛り上げられたうえ、胸の上下、膝、足首も厳しく縛り上げられていた。
「さあて、今日はどうやって可愛がってあげようかしら?」
勝ち誇って笑みを浮かべるコマンダー・ミキ。後ろ手に縛り上げられているため、何の抵抗もできないいゆうかは悔しさに唇を噛み締めた。
「イプシロン・レーザー!」
そこへ、イプシロンに乗った胡摩が掛け付ける。イプシロン・レーザーで敵の陣形を崩し、一気に走り抜け、蹴散らしていく。
「なんや?幻縛界に入ってないのにいきなりイプシロンかいな?そりゃ殺生やで!」
「この間妨害されちゃったから、今日は最初から乗ってきたんです!」
ヨッシーの愚痴に、律儀に答える胡摩。敵を一蹴した後、ゆうか達の縄を解く胡摩。シバラレンジャー5人が勢揃いした。
「真紅の薔薇!シバラレレッド!」
「青紫のハーブ!シバラレブルー!」
「純白の百合!シバラレホワイト!」
「春風の桜!シバラレピンク!」
「陽光のひまわり!シバラレイエロー!」
「咲き誇れ!緊縛戦隊シバラレンジャー!」
「おのれ〜っ!やるのよ!キンバング!」
再び、キンバングが全身から縄を放つ。シバラレンジャー達は巧みに縄を交わし、反撃に出る。
「レッド・マイティーソード!」
「ブルー・イレイザーガン!」
「ホワイト・百烈拳!」
「えいっ!」
レッド、ブルー、ホワイト、ピンクの連続攻撃にさしものキンバングもよろける。そこへ胡摩がイプシロンで体当たりをする。
「グウエエエエエエ!」
激しく吹き飛ばされてしまうキンバング。更に5人の連携攻撃にコマンダー・ミキ達も押されぎみになってしまう。
「コマンダー・ミキ!覚悟!」
「くっ!.....」
そこへ突然!激しい稲光とともにジャルバス将軍が現れる。
次頁へ
前頁へ