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あらわな彼女達を、コマンダー・ミキは嬉しそうに眺めている。ウッチーは興奮しっぱなしである。ちょこるは、相変わらず静観を続けている。
「はんっ!...こ..胡摩っ!...い..イプシロンよ!....はあうううううんっ!」
「はい!...あん!...い..いぷ...ああんっ!あん!はあああああんっ!」
懸命にイプシロンを呼ぼうとする胡摩。しかし、激しい刺激に耐えきれず、中々集中できない。完全にシンクロしないと、イプシロンを呼ぶ事はできない。
「あん!..い..はんっ!..い..イプシロン!来てっ!」
必死に責めに耐え、やっとの思いで胡摩はイプシロンを呼ぶことに成功する。それが、更なる厳しい責めを生む事になるとは知らずに.....
ものの数分で、イプシロンは到着した。案の定、コマンダー・ミキ達はまた逃げていってしまった。
「い..はあんっ!..イプシロン!..あんっ!..お願い!...はあううんっ!..な..縄を切って!...あんっ!」
イプシロンはマジックハンドを取り出し、その指の先端からナイフを出す。胡摩は、背中をイプシロンの方へ向ける。イプシロンのナイフが、厳しく高手小手に締め上げられている、胡摩の両手首に近づく。
「ふっ!ばかな事を....」
木の上から様子を伺っている、ちょこるがつぶやく。
イプシロンのナイフが、胡摩の手首を縛り上げている縄を切る。体中締め上げられているので、そこだけでは無く、3〜4箇所の縄を切った。一瞬、締めつける力が弱まり、ほっと息をつく胡摩。しかし...
「あっ!はあんっ!あっ!あっ!あんっ!はあああああああああんっ!」
切断されたナワナワは、切断部同士が結び合って駒結びになり、縄が短くなった分、かえって先程より強く胡摩を締め上げる。その上、駒の部分が体を強く刺激する。股のところは、丁度大事なところに駒が当たる形になってしまった。更なる強い刺激に、胡摩は再び悶えまくる。
「あふううんっ!...はあんっ!...はん!あっ!ああああああああんっ!」
「あんっ!...こ..胡摩ちゃん!..あっ!あはあんっ!...はうっ!はああああんっ!」
「はあんっ!..だ..だめっ!...せ..切断しても..あんっ!..も..もっと強く...はんっ!..締め上げられちゃうんだわ!...ああんっ!」
「あっ!あんっ!..じ..じゃあ...こ..はうんっ!..この縄を..解く..ああんっ!...ほ..方法は無いの?...あはあああんっ!」
もはや助かる術は無い!どうしようもない絶望感が、縄と一緒に彼女達を厳しく締めつける。
『あん!...もうだめなの?...あたし達、助からないの?...ああんっ!た、助けてっ!白銀の騎士様っ!』
縄を解く方法が無ければ、白銀の騎士が来てくれてもどうにもならない。そう分かっていても、ゆうかは白銀の騎士に助けを求めずにはいられなかった。
その時、彼方より白銀に輝く光の玉が飛来し、ゆうか達の前で、銀色のバトル・プロテクターに身を包んだ一人の戦士へと姿を変える。
「あん!...し..しろがねの...はああんっ!...き..きしさま...あふううんっ!」
「ふっふっふっ!やっと現れましたね。」
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