目次に戻る
徐々に、押され始める白銀の騎士。苦しむシバラレンジャー達を前に、何もできなかったため、彼は著しく集中力を欠き、本来の半分の力も発揮できずにいた。
「あん!...ま..まけないで..はあうんっ!あっ!あああんっ!..し..しろがねの..はあんっ!...きし..さま..あん!あはああんっ!」
厳しく後ろ手に縛り上げられ、激しく性感帯を刺激され、悶え続けながらも必死に白銀の騎士を応援するゆうか。しかし、ゆうかの応援も虚しく、白銀の騎士は更に追い詰められていく。
「そら!そら!そら!そら!」
「くっ!....うぬっ!」
必死に、ジャルバス将軍の攻撃を交わす白銀の騎士だが、もはや、いつやられてもおかしく無い程圧倒されていた。
「はん!...し..しろがねの..あふんっ!...きし..さま...あんっ!はああああんっ!」
白銀の騎士の危機を目の当たりにしても、ナワナワに厳しく後ろ手に縛り上げられて、絶えず締め上げられ、性感帯を刺激され続けているゆうか達には、どうすることもできない。悶え、喘ぎながら、心の中で応援するしか無いのだ。

「い..いかん!こ..このままでは...は、早く敵の弱点を見つけなくては!」
ファンタジー・ベースでは、モニターでこの光景を見ていたME指令が焦りまくっていた。彼とて、ただのんびりとシバラレンジャー達が悶え苦しむのを眺めていた訳ではない。懸命に縄状特殊生命体”ナワナワ”の弱点を探っていたのだ。
「生命体である以上!か、必ず何か弱点があるはずだ!...そ、それさえ発見できれば....」
ファンタジー・ベースの分析装置を総稼動して、必死にナワナワの分析を続ける....そして....
「ん?!....こ..これは?!」

「どりゃああああああっ!」
「うわあああっ!」
とうとう白銀の騎士は、ジャルバスにジャスティ・ブレードをはじき飛ばされてしまった。更に、バランスを崩した白銀の騎士は、その場に尻餅をついてしまう。
「ふん!勝負あったな!しねええええええええいっ!」
「あん!..だ..だめ..はんっ!ああんっ!」
ジャルバスは大きく暗黒剣を振り上げる。ゆうかはたまらず目を伏せる。だが、剣が振り下ろされようとした瞬間!遥か上空から、何かがジャルバスと白銀の騎士の間に、凄まじい勢いで落ちてきた。ジャルバスは思わずよろけてしまう。
「ぬおおおおおおっ!」
「な...何だ?」
それは、超次元スーパー美少女アンドロイド”ラビ子”であった。
「ラビ子・ボンバー!」
「ぐおおおおおおおっ!」
次頁へ
前頁へ