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幻縛城.....こちらもいつも通り、厳しく後ろ手に縛り上げられたコマンダー・ミキが、天井から吊り下げられている。
「あの...いいかげん、このパターン飽きません?」
「毎回、これを楽しみにしている人がいるかもしれんしな。今日は、これじゃ!」
ドクターb.bは壁のスイッチを押す。ミキの真下の床が開き、下から水槽がせり上がって来る。水槽の中には、半透明のクラゲの様な者が沢山泳いでいる。
「メカ電気クラゲじゃ!」
そう言って、スイッチの横のレバーを下げる。ミキの体が、少しづつ下がっていき、水槽の中へ入って行く。
「い..いやっ!...やめてっ!」
首から下は、完全に水槽の中へ入ってしまう。メカ電気クラゲは電撃を発しながら、ミキの体を這い回る。
「あっ!はあんっ!...はうっ!はん!あはあんっ!」
水の中なので、電気の伝わりが良く、より大きな刺激となってミキに襲いかかっていた。
「あふうんっ!...あっ!あん!あはんっ!...はん!はああああああんっ!...お..覚えてらっしゃい!し..シバラレピンク!..あん!あはあああああああんっ!」
例によって、ミキはシバラレピンクに対して異様な執念を燃やすのであった......

白銀の騎士の正体は、ゆうかの恋人順であり、彼もまた、しばられ人の子孫であった。しかし、ゆうか達はまだその事実を知らない。全てが、彼の口から明かされるのはいつの日か.....それまで、負けるなゆうか!がんばれ!緊縛戦隊シバラレンジャー!


                                       ( おしまい )
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