「ふん!所詮頼れるのは己ひとりか....ゆくぞ!白銀の騎士!」
「来い!ジャルバス将軍!」
ジャルバスと白銀の騎士の死闘が始まる。激しい鍔迫り合いが続く。だが、徐々にジャルバスの方が押されて行く。
「旗色が悪いようじゃの....そろそろお主も手助けにいかんのか?」
ドクターはヒロシの方を向いて言う。しかし、ヒロシは全く動こうとしない。
「まだ、俺の出番ではない.....」
「ほう...(一体、何を考えておるのだこの男は...自分の相棒がピンチだというのに....)」
一方、縛り上げられたツカサは、懸命に縄を解こうともがいていた。その横で、ようやくミキが立ちあがる。
「ああん!ミキ姉さん!お願い...この縄を解いてっ!...あんっ!」
しかし、ミキは何も答えずジャルバスと白銀の騎士の闘いを見つめている。そして、ツカサの方を振り向いて、妖しく微笑む。
「もうだめね...この闘いも負けだわ。帰ったらまたお仕置....でもその前に、あなたには借りを返しておかなくっちゃね...」
「え?!...ま..まさか...」
「天国に行かせてあげるわ!ツカサさん...」
ミキは、厳しく後ろ手に縛り上げられて動けない、ツカサの胸に手を当てた。そしてゆっくり、ゆっくりと揉み始める。
「あっ!...あんっ!...や..やめて...はあんっ!」
徐々に、揉み方に強弱をつけていく。時折、乳房を激しく摘む。
「はあんっ!..感じる..あっ!ああんっ!..ゆ..ゆるしてお姉様!..ああああんっ!」
「あら?あなたって、随分感度がいいのね。じゃあ..こんなのはどうかしら?」
ミキは少しづつ手を下に下げていく。そして、片手をツカサの急所に当て、大事なところを愛撫する。
「あはああああああんっ!...あんっ!あんっ!...い..いくうううっ!...はあああああああああんっ!」
その時、ヒロシの体から、妖しいオーラが立ち上った。そして、ヒロシの目が妖しく光る。
「な...何?」
「ふふふっ...ようやく俺の出番か!.....変身!」
ヒロシの体を、激しい闇が包み込む!ヒロシはそのまま黒い球体となって、白銀の騎士目掛けて突進していく。
「ぐわああああっ!」
黒い球体に、跳ね飛ばされる白銀の騎士。
「な..何が起こった?」
驚いて立ち竦むジャルバス。その彼の前で、黒い球体は、漆黒のバトルプロテクターに身を包んだ、怪しい戦士へと姿を変える。
「フフフフ....黒鋼(くろがね)の騎士!推参!」