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「ここまでだな!観念しろ!宇宙海賊ツカサ....いや、ダーク・シバラレンジャー!!」
リュウとドクターを倒したバクレンジャーは、今度はダーク・シバラレンジャー達に迫る。
「ふん!どんなに強くたって、あたし達3人に掛かれば........行くわよ!キョウミ!ユウミ!」
「はい!お姉様っ!!」
3人は、再び派手な悩殺ポーズを取る。
「トリプル・ノウサツフラアアアアアッシュ!!」
凄まじいオーラが、バクレンジャーのレッド・ブルー・グリーンの3人に向かって放たれた。が.....
「?!.........」
何と、彼らを直撃したかと思った瞬間にオーラは消し飛んでしまった。これには、流石のツカサも驚いて目を丸くしてしまう。
「な......どうして?????」
「馬鹿め!!貴様らの手口は既に解析済だ!お前達の発する特殊なフェロモンをジャマーする装置が、このバトルプロテクターには備わっているんだ!!」
「もうお終いよっ!!」
「今度こそ、本当に観念なさいっ!!」
今までずっと縛られいて、散々酷い目に合わされたレイコとユリが、ここぞとばかりに啖呵を切る。
「ええいっ!!」
「ちくしょおおっ!!」
お色気が利かないとなると、今度はなるたけ弱そうなところから責める。キョウミとユウミがレイコとユリに襲い掛かる。
「はああああああああっ!」
「きゃあああああああっ!」
「ええええええええいっ!」
「きゃああああああんっ!」
しかし、二人とも簡単に跳ね飛ばされてしまう。
「な......どうして?」
「こ....この間は.....簡単に捕まえられたのに.......」
それが、新しいバクレンジャースーツの力である事は言うまでもない。手詰まりになり、後ずさりを始めるツカサ達に、アレンが再びバク・ライセンスを取り出しそれをツカサ達に突き付ける。
「ダーク・シバラレンジャー!今までの宇宙海賊行為の数々、囚人護送船の襲撃と強奪、地球での悪行の罪で、ジャッジメント!!」
突き出したバク・ライセンスが開き、小さなディスプレイに○と×が交互に現れ点滅する。宇宙犯罪者には、銀河連邦の宇宙最高裁判所から、直接に判決が下される。30秒間のジャッジメントタイムの後、ディスプレイに何と縄のマークが浮かび上がった。
「ボンデージ許可!!いくぞ!バクブレイク!!」
5人が手をひとつに重ね合わせ、アレンの叫びと共に重ね合わせた手の先から3本の光の縄が放たれた。
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