颯爽と登場したバクレンジャーの活躍により、ダーク・シバラレンジャーのツカサ、キョウミ、ユウミは捕縛された。これにて一件落着....と思いきや、突如黒鋼の騎士ヒロシが、またまた銀河連邦刑務所を脱獄して現れた。彼の乗る巨大ロボ、クロガネ・ザ・ゴットは縛られたツカサ達を取り込み、彼女達の悶えや喘ぎをエネルギーとして吸収し、どこまでもパワーを増幅させられる。つまり、ツカサ達が縛られて責められ感じまくっている限り、クロガネ・ザ・ゴットの力は無限なのだ。その圧倒的な力の前に、シバラレクイーンとゆうかは一瞬の内に縛り上げられ、ギルディオンの如何なる攻撃も通用しなかった。危うし!シバラレンジャーと白銀の騎士!!.......
「はあっはっはっはっはああああああっ!!」
もはや敵無しと、高笑いを続ける黒鋼の騎士ヒロシ。成すすべなく、それを見つめるシバラレンジャー達とバクレンジャー達.......その時.......
「し.....シバラレンジャー........君達の力を、私に貸してもらえるか?」
「え?..........」
不意に、白銀の騎士がまゆみに向かって言葉を放つ。急にその様な事を言われて面を喰らったが、彼女達の答えは決まっている。
「え.....ええ!も.....もちろんですわ!」
そう言って、まゆみは他のメンバーに目で合図を送る。皆、一斉に無言で頷く。
「ゆうかもいいわねっ!!」
縛られて悶え喘ぎ続ける、シバラレクイーンにまゆみが問い掛ける。
「は.....はい!....あっ.....あんっ!!」
厳しく後ろ手高手小手に締め上げられた体を捩りながら、シバラレクイーンのコックピットのゆうかが答える。まゆみが、再び白銀の騎士の方に向き直り、ゆっくりと首を縦に振る。
「.......ありがとう!.......」
そう一言返した後、白銀の騎士はジャスティ・ブレードを引き抜いて天に翳す。
「ジャスティー・ロープ!!」
白銀の騎士の叫びと共に、剣の先から銀色に光り輝く6本の光の縄が放たれ、何とそれはまゆみ達に絡み付いた。
「え??.....な.....何??」
「あっ!......あんっ!」
光の縄は瞬く間に、6人のシバラレンジャー達を厳しく後ろ手高手小手に縛り上げてしまう。
「あん!ど.....どういう事なんですかっ?!」
「ど...どうしてあたし達を縛るんです?.....ああんっ!」
【 緊縛対決!シバラレンンジャー対シバラレンジャー! − Final − 】