「さ....さなえ姉ちゃん......あん!はああああんっ!!」
「んっ......ふうんっ!....さ....さくらちゃん......あんっ!」
紫のレオタードスーツと、黄緑のレオタードスーツで縛られた桜とさなえ。ゆうか・胡摩に次ぐ、シバラレンジャーの新しい姉妹コンビは、激しく悶え喘ぎながらも懸命にお互いを励ましあって耐えている。
シバラレンジャー達の悶えと喘ぎが高まるのに比例して、シバラレキングとクロガネ・ザ・ゴッドのボディも激しく光り輝いて行く。そして、その輝きが頂点に達した時.........
「ぐうおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
「ぬうおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
二体は同時に右手を前に突き出し、その掌から凄まじい気功砲を放つ。それは二体の中央で衝突し、巨大なエネルギーの塊となって燻っていた。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
「がああああああああああああああああああっ!!」
気合を込めて、そのエネルギーの塊の押し合いが始まる。塊は、一旦シバラレキング側に押されて行ったと思うとまたクロガネ側に押されて行き、一進一退の攻防が展開する。
「あはああああああああああああああああんっ!!」
「んふううううううううううううううううんっ!!」
その二人の後ろでは、縛られたシバラレンジャー達が一層激しく悶え喘いでいた。
「ぬううううううううううううっ!!」
徐々に、クロガネの方が押されぎみになって来た。黒鋼の騎士と白銀の騎士の体力を比べれば、既にリュウ元帥達との闘いで大ダメージを受けている白銀の騎士の方が遥かに低い。しかし、両巨大ロボのエネルギーは彼らの後ろで縛られて悶え喘ぐ、シバラレンジャー達の感受性に左右されている。クロガネ側は3人のシバラレンジャーだけだが、白銀の騎士の後ろには7人ものシバラレンジャーが縛られているのだ。普通に闘う力は、ゆうか達7人揃ってもツカサ達3人の足元にも及ば無い。だが、縛り上げられて、責められて感じまくる度合いは、戦闘能力とは全く関係無いので平等である。いや、かえって、毎度毎度縛られまくっているゆうか達の方がずっと感受性が強いかもしれない。こと縛られる事に関しては、ゆうか達の右に出る者はいないのだ!!それがそのままパワーアップに繋がるのだから、シバラレキングのパワーの方がクロガネ・ザ・ゴッドのそれを遥かに上回っていた。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
一気にエネルギーの塊がクロガネ側に押し切られ、凄まじい閃光がクロガネを包み込む。
「ぐわああああああああああああああああああああっ!!」
轟音と共に、クロガネ・ザ・ゴッドは大爆発を起こす。その中から、4つの光の玉が飛び出し、ゆっくりと地上に着地する。光の玉は徐々に光を失い、人の形へと変化して行く。厳しく後ろ手高手小手に縛り上げられたままの、ツカサ、キョウミ、ユウミのダークシバラレンジャー達と、完全に気を失い変身も解けた宇宙海賊ヒロシへと............。
「あふん!.......んっ.......はんっ!」
「あん!.........あっ.......ふうんっ!」