力無く、縛られた体をくねらせるツカサ、キョウミ、ユウミ。散々責められ感じまくった為、もう殆どもがく力も残っていなかった。その4人の前に、バクレンジャーの5人が駆け寄って来る。先頭のバクレッド・アレンが、右手を突き出し親指を立て、それを下に向ける。
「これにて、一件コンプリート!!」
最後は殆ど見ていただけなので、いまいち決まりの悪いシメである。
続いて、シバラレキングの合体が解け、ギルディオンは白銀の騎士と共に彼方へと飛び去って行く。そしてシバラレクイーンの中から、赤、水色、白、ピンク、黄色、紫、緑の7色の光の玉が飛び出して、ゆっくりと地面に着地する。それはそれぞれ同じ色のレオタードスーツに身を包み、がっちりと後ろ手高手小手に縛り上げられたシバラレンジャー達へと姿を変えて行く。
「あ.........ふん!...........ん.......んふっ!」
「ん..........はん!............あっ.........あん!」
膝と足首もがっちりと縛られたまま、直立に立ってその場に並ぶシバラレンジャー達。頭をがっくりと下げて、こちらも力無くかすかな喘ぎ声を上げている。もがく様な素振りは全く無い。それもその筈、シバラレキング内での責めは勿論の事、それ以前に散々ツカサ達に責められ感じまくっていたのだ。もう精も根も尽き果てていた。彼女達を縛り上げている光の縄は、徐々に光を失い、そのまま消滅して行く。
「あっ..........あんっ!」
ようやく後ろ手縛りから開放されたゆうか達は、ぐったりとその場に倒れ込んでしまった。
ところで、こちらも縛られたまま放置されていたコマンダー・ミキ達は..................既に姿が無かった。いつの間にか、リュウ元帥やドクターb.b共々、何者かによって回収されていたのだった。
こうして事件は無事解決し、宇宙海賊ヒロシとダークシバラレンジャー達は、バクレンジャー達によって再び銀河連邦刑務所へ連行されて行った。そしてシバラレンジャー達は...........
「さあて!今日のお仕置きはっ?」
先程はあれほどぐったりとしていたにも関わらず、既にすっかり元気になっていた。
「やっぱり、真っ先に縛り上げられたゆうかと胡摩よね!」
と、華汝。
「え〜〜〜〜〜っ?!」
「そ.....そんなあ?!」
不平を言うゆうかと胡摩。だが、何を言っても聞き入れてもらえる筈も無く、ゆうかはのりこに、胡摩は華汝に後ろ手に締め上げられてしまう。
「あん!きょ....今日はもう、許して下さいっ!」
「そうよ!も....もとはと言えば、レイコとユリちゃんが護送船をジャックされたのが原因でしょ!.....お....お仕置きするなら、あの二人じゃ........」
「何言ってるんです!二人とももう帰っちゃいましたよ!」
そう言って、ゆうかに縄を掛けようとするのりこ。しかし、そこでまゆみが意外な事を言い出す。